ああ金星に生まれたい

をしみしをです

声にのるもの

今年自分は変わり目の年だ、と思って覚悟していたけど、世の中の方が変わり目すぎて、自分はむしろ普通。休業してても目立たないし。中学の時、転校するも行った先がマンモス学校で制服も似てて、全く転校生扱ひされなかった事など思ひ出す。これはきっとラッキーな事なんだろふ。気負わずいられる事がありがたい。だがしかし
変わり目なことで、自分が動かされる事を期待していたけれど、そうは問屋が、で、はぁ〜、、となる。
あんまり何にも変わんないや〜ww 自分を打ち破ることはむずかしい。

文化庁の継続支援給付金の決定を受けて、念願のマイクを買ふ。
今持っているのは、Beyer の M88 N(c) と云ふビンテージ。これは永久借りで使わせてもらっているダイナミックマイク。ドイツ製。特に高音が素晴らしく私の声質にも合っている。最初はEPICにいた頃のライブで、PAをお願ひしていた夷さんがいつもこのマイクを使っていた。ストレートスタンドを少し手前に傾けてセットしてくれていた。一度そのスタンドが、アシスタントの子が多分少し傾かせすぎて、倒れてしまったことがある。あっと云ふ間で見てるしかなかった。夷さんは泣いていたw。倒れたのは私のせいではなかったけれど、事の重大さをちぃともわかっていなかった当時の自分の無知さを思ひ起こさせる出来事として、今はもういない夷さんの、本当に素晴らしかった音作りと共に、忘れることはない。
今回買おふとしてるのは、ライブ用コンデンサーマイクSHUREのKSM9 CG と云ふ高級品である。去年大阪のGanz toi,toi,toiで一回使わせてもらって、すごく繊細でなめらかで気に入ってしまった。でも高いから、いつか、と思っていた。
私も歳をとって声もへたれてゆくので、いいマイクを使ったことで補へるのかどうかはわからないけれど、モチベーションは保たれる、と云ふか、すんごい上がる。これは大事なことです。
あとは現場での取り扱ひに留意することかナ。どんなかな。アメリカ製。

で、声です。
声には、ものすごく情報量があって、声を聞くと、なんとなくその人のことがわかるような感じがある。
今は、なんとなく、だし、気がする、に留まっているが、明らかにいくつかに分類できそうで、バッチレメディの38種とか、野口体癖の12種とか、勘と地道な調査で研究を進めれば、私の表現での “種族” (生まれた惑星系的な特色にも思ひを馳せつつ共通項を持つ人々)としていくつかに分類できそうな気もする。やらないけどw。
骨格とか職業的な(たとへば八百屋さんのしゃがれ声の類似とか)関係性はもちろんあるはずだがそれも含めて、その人の今回の一生での種族性と云ふか、その魂の傾向と言へるかもと考へるが、定かではない。
情報量としては、アナログ写真とおんなじようなものなのかもしれない。
もうちょっと意識的に調査してみよふかな。
研究の成果が出たらまた発言します。w。

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追っかけられて高〜い所へ登ってしまったミューさん